本/雑誌
アメリカ文学と映画
杉野健太郎/責任編集 諏訪部浩一/編著 山口和彦/編著 大地真介/編著 TohruKawamoto/〔ほか〕執筆
3300円
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| 発売日 | 2019年10月発売 |
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商品説明
文学研究と映画研究の新たな地平を求めて。アメリカ文学を代表する作品のアダプテーションをめぐる批評実践を試みる。文学と映画それぞれのメディアの表現方法の違い、原作と映画テクストの歴史性、改変の意味や効果などを論じる。
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収録内容
| 1 | 1 崖の上のアリス―『モヒカン族の最後』とその映画的表象 |
| 2 | 2 ヴェンダース、アメリカ古典文学に挑む―ヴィム・ヴェンダース監督『緋文字』論 |
| 3 | 3 ニューディール・リベラリズムの遺産と反メロドラマの想像力―ジョン・ヒューストン監督『白鯨』 |
| 4 | 4 『ハックルベリー・フィンの冒険』の映画史 |
| 5 | 5 リアリズム、ロマンスとモダニティ―イアン・ソフトリー監督『鳩の翼』論 |
| 6 | 6 抑圧された“感情”のドラマ―マーティン・スコセッシ監督『エイジ・オブ・イノセンス』 |
| 7 | 7 小説的社会と映画的世界―『アメリカの悲劇』、エイゼンシュテイン、『陽のあたる場所』 |
| 8 | 8 モダン/ポストモダンな『グレート・ギャツビー』―バズ・ラーマン監督『華麗なるギャツビー』 |
| 9 | 9 ひとりで歩く女―ウィリアム・ワイラー監督『噂の二人』 |
| 10 | 10 アメリカ大衆文化における民衆の想像力―ジョン・フォード監督『怒りの葡萄』 |
| 11 | プロダクション・コードを抜けて―エリア・カザン監督『欲望という名の電車』の軌道を辿る |
| 12 | 裏切りの物語―『長いお別れ』と『ロング・グッドバイ』 |
| 13 | ユダヤ人/黒人の表象としてのレプリカント―『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』?と『ブレードランナー』 |
| 14 | そのまなざしを受けとめるのは誰なのか―『冷血』と『カポーティ』 |
| 15 | 覇権調整のシネマトグラフィ―スティーヴン・スピルバーグ監督『カラーパープル』 |
| 16 | ミスキャストの謎を追って―ロバート・ベントン監督『白いカラス』 |
| 17 | コーマック・マッカーシーの小説とコーエン兄弟の映画の対話的関係の構築をめぐって―『ノーカントリー』における「暴力」と「死」の映像詩学 |
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