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商品説明
一九八五年のこと。写真家・古屋誠一は、妻・クリスティーネが自殺した直後の姿をカメラに収めた。九一年、東京のギャラリーで古屋の写真と出会った写真家・小林紀晴は「何を表現しているのか」と激しく混乱しながらも、気づけば「目を背けたいのだが、もっと見たくなる。とにかく、心が大きく揺さぶられ」ていた。十二年に及ぶ取材と執筆の果てに小林が辿り着いた、表現者の「呪われた眼」とは?人間の根源的欲望に迫る、傑作ノンフィクション!
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収録内容
1 | もはや写真ではない |
2 | けれど、ここで生きている |
3 | もっと命を燃やすために |
4 | 読むべきものなのか、わからない |
5 | あなたが殺したのですか |
6 | 死に追いやるために |
7 | 美しく、晴れ晴れと |
8 | 覚悟はできている |
9 | 語りえない孤独 |
10 | 一回限りなのか |
11 | 訊けば、終わらなくなる |
12 | すべてから、遠く |