商品説明
古関裕而(1909~89)は忘れられた名作曲家である。日中戦争中、軍歌「露営の歌」で一世を風靡、アジア・太平洋戦争下のニュース歌謡や戦時歌謡を多く手がけ、慰問先でも作曲に勤しんだ。戦後は鎮魂歌「長崎の鐘」、東京五輪行進曲「オリンピック・マーチ」、映画「モスラ」劇伴音楽と、流行歌からスポーツ音楽まで数々の名曲を残す。戦争、そしてテレビの普及まで、昭和史を彩った彼の生涯をたどる。
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収録内容
1 | 第1章 コロムビア専属の作曲家への道―一九〇九~一九三一 |
2 | 第2章 流行歌の作曲に苦悩する日々―一九三一~一九三七 |
3 | 第3章 日中戦争と作曲家としての飛躍―一九三七~一九四一 |
4 | 第4章 アジア・太平洋戦争と戦時歌謡―一九四一~一九四五 |
5 | 第5章 平和に鐘は鳴り響く―一九四六~一九五四 |
6 | 第6章 東京オリンピックの栄光―一九五五~一九六四 |
7 | 第7章 テレビに流れる古関メロディー―一九六五~一九八九 |
8 | 終章 努力する天才作曲家 |
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