本/雑誌
生そのものの政治学 二十一世紀の生物医学,権力,主体性 新装版 / 原タイトル:THE POLITICS OF LIFE ITSELF (叢書・ウニベルシタス)
ニコラス・ローズ/著 檜垣立哉/監訳 小倉拓也/訳 佐古仁志/訳 山崎吾郎/訳
5720円
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発売日 | 2019年11月発売 |
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商品説明
19世紀以来、国家は健康と衛生の名のもとに、人々の生死を管理する権力を手にしてきた。批判的学問や社会運動が問題視したこの優生学的思想はしかし、ゲノム学や生殖技術に基づくバイオ資本主義が発展した21世紀の現在、従来の批判には捉えきれない生の新しいかたちを出現させている。フーコー的問題を継承しつつも、病への希望となりうる現代の生政治のリアルな姿を描き出す、社会思想の画期作。
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収録内容
1 | 序章 |
2 | 第1章 二十一世紀における生政治 |
3 | 第2章 政治と生 |
4 | 第3章 現れつつある生のかたち? |
5 | 第4章 遺伝学的リスク |
6 | 第5章 生物学的市民 |
7 | 第6章 ゲノム医学の時代における人種 |
8 | 第7章 神経化学的自己 |
9 | 第8章 コントロールの生物学 |
10 | あとがき ソーマ的倫理と生資本の精神 |