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商品説明
仕事だからつくる。つくられたものは流通させる。配本が多いから書店は平積みする。しくみに忠実な労働が「ヘイト本」を生み、そして、本屋の一角で憎悪を煽ることを“普通”のことにした―。
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収録内容
1 | すこし長いまえがき―不愉快な旅だちのまえに |
2 | 1 ヘイト本が読者に届くまで(町の本屋のリアル―書店経営者座談会 |
3 | チェーン書店―個人の意思だけでは決められない |
4 | 出版取次―まったくの透明な装置 |
5 | 出版社―「売れるから」と「売れなくても」 |
6 | 編集者―かなりの部分、仕事だからやっている |
7 | ライター―願望をなぞり、陰謀をほのめかす) |
8 | 2 ヘイト本の現場を読み解く(川上から川下まで―出版界はアイヒマンか |
9 | 書店への幻想―書店員は本を選べない |
10 | 取次の岐路―いまのままでは維持できない |
11 | 出版社の欺瞞―だれも責任をとらない |
12 | ネットと本とマスメディア―刷りこまれる嫌悪感) |
13 | すこし長いあとがき―変わらなければ、滅ぶだけ |