本/雑誌
極性表現の構造・意味・機能
澤田治/編 岸本秀樹/編 今仁生美/編
5280円
| ポイント | 1% (52p) |
|---|---|
| 発売日 | 2019年11月発売 |
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商品説明
本書は、極性表現の構造、意味、機能についての第一線の研究者による論文を収録する。所収論文では、極性についての先行研究を踏まえた上で、統語論、意味論、語用論、歴史、言語獲得、コーパス等、様々な観点から、否定極性現象のみならず、肯定極性現象をも含めた極性現象の最新の分析が展開されている。編者による極性研究の概説も含まれ、専門家は言うに及ばず、初学者にも、極性現象の研究をするための必携書となっている。
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収録内容
| 1 | 序論―極性表現の構造・意味・機能 |
| 2 | 第1部 統語論(日本語の否定極性表現と統語構造 |
| 3 | 極性と否定極性と統語的条件―日本語とスペイン語の否定現象から |
| 4 | 話題・焦点活性化とWH‐mo,XP‐sika,Rokuma N |
| 5 | 程度修飾と極性が交差するところ) |
| 6 | 第2部 意味論(日本語の裸不定語―譲歩条件節における認可メカニズムを通して |
| 7 | 「より」「ほど」「くらい」の極性について |
| 8 | On the Strong and Weak Reading of the Scalar Particle‐Mo in Japanese) |
| 9 | 第3部 肯定極性項目(肯定極性を持たない肯定極性表現―日本語の「whか」の分析 |
| 10 | 否定極性・肯定極性の第一言語獲得―子どもはどこまで大人と同じなのか) |
| 11 | 第4部 語用論(否定極性疑問文の伝達する慣習的推意―日本語と英語の比較 |
| 12 | 感情表出表現として振る舞う否定極性表現の意味・機能について―「何も」と「とても」を中心に) |
| 13 | 第5部 コーパス・歴史(「そんなに」「あまり」の非否定節における分布と意味 |
| 14 | 上代日本語の否定極性表現―副助詞ダニの意味再考) |
