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商品説明
無名の人生こそ豊かなり。旅の終わりに、人は何を語り、何を遺したか。東京多摩霊園の散策で出会った無名の人たちの墓碑が、閉塞感の漂う、生きづらいこの時代に、生と死への問いかけや、人と人との絆や温もり、そして生きることへの励ましのメッセージを与えてくれる。珠玉の言葉が語る掛け替えのない人生、それぞれのマイ・ウェイ。
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収録内容
1 | 第1章 急がなくてもいいんだよ―悠々たる人生を歩きたい(大海で悠然と雑魚を釣る、そんな人生もわるくない―大物狙いで消耗する人生よりも、日々是好日を生きたい |
2 | 振り返れば過不足もなく、いい人生だったなあ―過去や未来に引きずられない、充足のいま ほか) |
3 | 第2章 これだけは、語り遺したい―私たちはこう生きた(波乱の人生も、また人生なり―人は他とのつながりの中で生きていく |
4 | 桃李もの言わざれども下自から蹊を成す―たとえ寡黙であっても、惹かれる人がいる ほか) |
5 | 第3章 人生というもの―旅の終わりに見えてくること(苦難の歳月なれど、そこに花は咲く―運命には逆らいがたい、しかしそれに向き合うのも人生だ |
6 | 悔いあれど悔いなし、それが人生だ―悔い多き人生なれど、いまはもう、今日を大切に生きたい ほか) |
7 | 第4章 ありがとう、いい人生だった―ただ感謝あるのみ―葬送る人も、葬送られる人も(汝の亡くて秋海棠の咲きにけり―逝きし日の想い出が、静謐な日々の中に豊かな時間を創り出す |
8 | 孤なれども、孤独にあらず―失って初めてわかる絆の重さ、つながりの深さ ほか) |