本/雑誌
動的語用論の構築へ向けて 1
田中廣明/編 秦かおり/編 吉田悦子/編 山口征孝/編
3960円
| ポイント | 1% (39p) |
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| 発売日 | 2019年11月発売 |
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商品説明
ことばは今この瞬間に動いており、獲得され、歴史的に変化し、ミクロ、マクロに渡って変異する。ことばはわれわれの生態系、知識や認知、さらに社会生活からどのような影響を受け動いているのか。本書は「共通基盤化」「歴史語用論」「会話分析」「類型論」「認知言語学」などの分野を横断し、理論と実証を経て、この動的な性質を解明する。「動的語用論の構築へ向けて」(第1巻)は、新たな語用論の領域への挑戦である。
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収録内容
| 1 | 動的語用論の構築へ向けて |
| 2 | 第1部 共通基盤化(指示解決―自己中心性と共通基盤化 |
| 3 | 多人数インタラクション場面における共通基盤化と動的語用論―折り紙作成場面を事例に |
| 4 | やりとりの不均衡さをどう調整するか―課題達成場面における共通基盤化 |
| 5 | 指示解決の動的語用論―リンガ・フランカとしての英語使用に於ける共通基盤化の事例) |
| 6 | 第2部 歴史語用論・文法化(「発話頭(左の周辺部 |
| 7 | LP)‐主観的、発話末(右の周辺部 |
| 8 | RP)‐間主観的」仮説の再考―動的な立場から |
| 9 | ガ格標示の間接受身文と「てもらう」構文の発達について―「雨が降られると困る」「雨が降ってもらうと有難い」のような表現を中心に |
| 10 | 句読法の歴史的変化に見る動的語用論の可能性―イギリス英語のfull stopを中心に) |
| 11 | 第3部 理論と実証(「他者の発話を理解すること」の生態学 |
| 12 | 診療談話における共感のプロセス―発話に伴う情動の認知語用論的分析 |
| 13 | マスモードの思考―「びんの小鬼」をめぐる覚え書き |
| 14 | 代用形の先行詞解釈をめぐって) |
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