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商品説明
いま「町の本屋」が消えていっている。本が売れないから、というのは理由のひとつでしかない。そこには、「売りたい本が来ないから」という理由がある。「いらない本が送りつけられるから」という理由もある。どういうことだろうか―創業70周年を迎えた大阪・谷六のわずか13坪の本屋「隆祥館書店」からいまの出版業界はどう見えるのか?ジャーナスリト木村元彦が町の本屋の「闘い」を丹念に描きだす。
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収録内容
1 | 13坪の本屋から見る「出版ムラ」 |
2 | 第1部 本屋が闘う(創業者二村善明 |
3 | 大阪府立高津高校 |
4 | 町の書店 |
5 | 家族経営 |
6 | 万引きは罪を憎んで人を憎まず |
7 | 不公正を正せ 同日入帳問題 |
8 | 知らされない不都合な真実 |
9 | 日本一お客さんを知る店員 二村知子 |
10 | 地域密着 |
11 | 理不尽 |
12 | 作家と読者の集い |
13 | ママと赤ちゃんの集い場、そして絵本の無料選書 |
14 | 介護 |
15 | 遺志の継承 |
16 | 書店のジレンマ |
17 | ランク配本と見計らい配本 |
18 | トーハンの天皇の述懐 |
19 | 父との出遭い直し |
20 | 知子の講演) |
21 | 第2部 本屋がつなぐ(藤岡陽子さんを囲む会 |
22 | 小出裕章さんを囲む会 |
23 | 井村雅代さんを囲む会 |
24 | 鎌田實さんを囲む会 |
25 | 国家と読者の集いの記録) |
26 | それでもまた奇跡は起こせる |