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商品説明
対話的思考とエスノグラフィーの出会い。「臨床場面における物語(ナラティヴ)と対話的思考」を具体的な事例を通して考える。日常的な臨床会話からある時堰を切ったように滾々と湧きだす「声」。精神療法(心理療法)の源流への「旅」。物語的思考とライフストーリーを臨床の中心に据える文化精神医学の方法論。
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収録内容
1 | 序編 治療における物語と対話(「大きな物語の終焉」以降の精神医学・医療の現在 |
2 | 病いは物語である―「臨床民族誌」の考え方 ほか) |
3 | 第1部 文化精神医学の方法論(精神療法は文化とどこで出会うのか |
4 | 文化を臨床の中心に据えるために・再論 ほか) |
5 | 第2部 臨床におけるエスノグラフィー(病いの経験を聴く―医療人類学の系譜とナラティヴ・アプローチ |
6 | 臨床の記述と語り ほか) |
7 | 第3部 現代精神科臨床の変容と文化精神医学の視点(精神科の敷居は低くなったか―精神科受診と「治療文化」の変容 |
8 | 障害・疾患・症状の呼称と翻訳をめぐる問題点―精神科用語検討委員会における議論を踏まえて ほか) |