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商品説明
「昨日の我」と「今日の我」とは同じだろうか。直結していると西田はいう。意識が生成したり断絶したりするのは、意識の「存在と無」が対立している相対的な領域だろう。そのような対立以前の真の無、西田がもとめた「絶対無の場所」とは―。「存在と無」の裏側ともいうべき「場所」を考究した西田哲学とは―。重層的に、かつ明快に、その思考の核心をたどり尽くす!
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収録内容
1 | 序 悲哀について |
2 | 第1章 純粋経験 |
3 | 第2章 超越、大拙、趙州 |
4 | 第3章 ベルクソン、フッサール、レヴィナス |
5 | 第4章 場所 |
6 | 第5章 仏教の時間と西田の時間 |
7 | 第6章 世界の論理と相補性 |
8 | 第7章 場所的論理 |