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商品説明
今から約六〇〇年前の室町時代に、能を大成させた世阿弥(一三六三~一四四三?)。大衆芸能を芸術へと昇華させ、『井筒』『高砂』『実盛』などの名作を遺し、世界初とされる演劇論『風姿花伝』を執筆した天才能楽師とは、何者だったのか。その背景と芸論を父・観阿弥との作品比較、二一の伝書から考察。彼が求めた「老いの美学」を探る。
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収録内容
1 | 第1章 世阿弥とその時代(猿楽能の誕生 |
2 | 父・観阿弥 ほか) |
3 | 第2章 世阿弥の作品(能の作者 |
4 | 大和猿楽の伝統―劇的現在能 ほか) |
5 | 第3章 世阿弥の芸論(世阿弥の伝書 |
6 | 『風姿花伝』 ほか) |
7 | 第4章 世阿弥の流れ(晩年の世阿弥 |
8 | 能の流れ) |