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ナチス映画論 ヒトラー・キッチュ・現代

渋谷哲也/編 夏目深雪/編

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発売日 2019年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2442562
JAN/ISBN 9784864051446
メディア 本/雑誌
販売森話社
ページ数 326

商品説明

近年、ナチスドイツ/ヒトラーを題材にした映画が多数製作・公開されている。なぜナチスは観客の興味を惹くのか?プロパガンダにはじまり、戦争責任の追及、悪のイコン、表象不可能性の問題を経て、ナチス表象はいま新たな段階を迎えている。本書では、戦前から現代までのナチス映画をとりあげ、映像論、映画史、ドイツ史、キッチュ論など多角的な視点から、それらが人々を「魅了」し「熱狂」させる謎、周辺国や演劇などの他ジャンルにおよぶ余波、現在にいたるファシズムの問題を検証する。世界各国で右傾化、排外主義の波が起こりつつある現在、私たちはナチスの表象から何を学べばよいのだろうか。巻末には主要なナチス映画50作品のガイドを掲載。

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    収録内容

    1 1 ETHICS‐REPRESENTATION(現代の映像環境とナチス映画―ゾンダーコマンドとヒトラーはどこを歩くのか
    2 ホロコースト表象の転換点―『サウルの息子』の触感的経験をめぐって
    3 キッチュで殺せ―ナチス・映画・小市民)
    4 2 HITLER‐GERMAN STUDIES(ナチス時代のドイツ人
    5 戦後ドイツにおけるヒトラーの表象―悪魔からコメディアンへ
    6 ナチスVSニュージャーマンシネマ)
    7 3 AFTERMATH‐OTHER COUNTRIES‐THEATER(石鹸と沈黙―イスラエル映画に見る生還者の表象
    8 アイヒマンの同郷人―ピナ・バウシュとナチズムの影)

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