本/雑誌
〈現実〉とは何か 数学・哲学から始まる世界像の転換 (筑摩選書)
西郷甲矢人/著 田口茂/著
1760円
ポイント | 1% (17p) |
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発売日 | 2019年12月発売 |
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商品説明
「現われの学」としての現象学と、「同じさの数学」としての圏論がひとつになる。思考と生、その両方に関わる根本原理を追究した画期的試論。
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収録内容
1 | 第1章 実体から不定元へ―「量子場」概念の根本的再考(「場」とは何か―二重スリットの実験から |
2 | 粒子も場も実体ではない―真に現われているものへ ほか) |
3 | 第2章 「数学」とは何をすることなのか―非規準的選択(数学における非規準的選択 |
4 | 非規準的選択と普遍性 ほか) |
5 | 第3章 「現われること」の理論―現象学と圏論(現象学における「変わらないもの」 |
6 | 圏から「同じもの」へ ほか) |
7 | 第4章 置き換え可能性から自由へ―現実論のポテンシャル(再び置き換え可能性をめぐって |
8 | 「私」―「自己」の問題 ほか) |
9 | 第5章 “自由”から現実を捉えなおす―決定論から非可換確率論へ(決定論を吟味する |
10 | 因果のなかでの自由―現実の一般構造 ほか) |