本/雑誌
いのちを選ばないで やまゆり園事件が問う優生思想と人権
藤井克徳/編 池上洋通/編 石川満/編 井上英夫/編
1760円
ポイント | 1% (17p) |
---|---|
発売日 | 2019年12月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
商品説明
事件の衝撃から3年―“いのち”を選別する犯行の論理を、私たちの社会は否定できたのか。当事者・関係者・専門家の共働により日本社会に根ざす差別と「生産性」思考を克服する道を描く。
関連記事
収録内容
1 | 序章 津久井やまゆり園事件―その本質と背景 |
2 | 第1章 私たちのやまゆり園事件―考え、語り続けること(事件の振り返り、そして未来へ |
3 | 家族から見た津久井やまゆり園での暮らし |
4 | 社会福祉・公務労働者、住民として見た事件 |
5 | 私たちの津久井やまゆり園2019―現場からのレポート「再生と共生」 |
6 | 行政の受けとめ方とその後―長くて短い3年 |
7 | 神奈川県検証委員会による検証とその後―事件が問いかけるもの |
8 | 障害の重い人の暮らしのありかたと支援の本質 |
9 | やまゆり園事件とメディア―ジャーナリストの立場から |
10 | 「魂の嘔吐感」とどう向き合うか―植松聖被告と面会して) |
11 | 第2章 事件の背景と要因―日本の社会保障・社会福祉と人権保障の貧困(優生思想の現代―やまゆり園事件と強制不妊・出生前診断 |
12 | 精神科医よ、診察室の外にも目を向けよ |
13 | 社会福祉施設における労働・生活権保障の現状と課題 |
14 | 障がいのある人と家族の人権保障の現状と課題 |
15 | 国と地方自治体は障害のある人のいのちと暮らしを守れるか |
16 | 人権主体性と津久井やまゆり園事件―憲法の視点から) |
17 | 第3章 事件を受けとめ、どのような社会をめざすのか(障害者政策の歴史と現状からみたやまゆり園事件―事件の特異性と普遍性 |
18 | 人権をかかげよう―人間として生きる) |
19 | 第4章 座談会・やまゆり園事件を生んだ現代社会と、めざすべき社会 |
close