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米国と戦後東アジア秩序 -- 中国大国化構想の挫折

高橋慶吉/著

4730円
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発売日 2019年12月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2443918
JAN/ISBN 9784641149342
メディア 本/雑誌
販売有斐閣
ページ数 292

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

真珠湾攻撃を受けて、第二次世界大戦に参戦したアメリカは、ローズヴェルト大統領のもと、中国をパートナーに東アジアの秩序管理を行おうと中国大国化構想を推し進めた。しかし、第二次世界大戦後、その構想は挫折し、最終的には、中国ではなく日本をパートナーとする東アジア政策の基本路線が確立される。こうしたアメリカの東アジア政策の転換過程を、米国対外援助法の制定(一九四八年)と米華相互防衛条約の成立(一九五四年)を軸に、検証する。

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    収録内容

    1 第1章 中国大国化構想の形成(大国管理の構想
    2 中国の役割と位置づけ
    3 カイロ・ヤルタ会談再考)
    4 第2章 中国大国化構想の挫折(トールマン政権の発足
    5 中国統一策の展開
    6 対中政策の再検討
    7 中国分断策の採用)
    8 第3章 日本無力化構想の挫折(非軍事化政策と救済援助
    9 国務省の日本経済復興計画
    10 陸軍省の日本経済復興計画)
    11 第4章 戦後東アジア秩序構想の帰結(台湾政策の変遷―一九四八年まで
    12 ケナンの台湾占領論
    13 台湾海峡介入―非介入路線と朝鮮戦争
    14 米華相互防衛条約の締結)

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