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商品説明
大蔵省に恩を売って利上げ見送り、深追いしすぎたバブル潰し、日銀法改正に没頭し危機を見逃す、はえぬきの独善―。日本経済の低迷は、金融政策運営の失敗が積み重なったものだ。この30年にわたる日銀総裁の戦いを追った経済ドキュメント。バブル期以降の総裁である澄田智、三重野康、松下康雄、速水優、福井俊彦、白川方明、黒田東彦の時代の政策や出来事を様々なエピソードを織り込んでその功罪を明らかにし、それを踏まえて日銀が取り組むべき課題を提言する。
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収録内容
1 | 1 屈辱―驚愕の副作用 |
2 | 2 恨み―バブルが生んだ確執 |
3 | 3 独立―見落とされた火種 |
4 | 4 驕り―はえぬきの独善 |
5 | 5 屈服―アベノミクスの衝撃 |
6 | 6 改革―恩讐を捨てて |
7 | 補論(不毛の哲学論争―金利か量か |
8 | 責任回避の言葉遊び―日本版インフレターゲットへの道 |
9 | 翻弄される銀行―監督と金融政策のはざまで) |