著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
新学習指導要領の告示から約二年経ち“戦後最大の改革”の中身がようやく見えてきた。「論理」と「文学」を切り分けると何が起きるか。今後の高校教育の方向性を示す「大学入学共通テスト」が扱う「実用文」「複数資料」の持つ構造的欠陥とは。この間に刊行された指導要領の解説本や、共通テストの試行調査から読み解く。好評既刊『国語教育の危機』の続編。歪められつつある国語教育の未来形を探る。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 記述式試験の長所はどこに―プレテスト第1問の分析 |
2 | 第2章 複数の資料が泣いている―プレテスト第2問の分析 |
3 | 第3章 教室の「敵」はどこにいる?―「学習指導要領」の逆襲 |
4 | 第4章 「現代の国語」と「言語文化」―高校一年生は何を学ぶのか |
5 | 第5章 選択科目のゆくえ―間延びしたグランドデザイン |
6 | 第6章 国語教育の原点に立ちかえる―ことばの教育へ |