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商品説明
ちぢれ毛の髷に冴えない風貌―北町奉行所同心・亀無剣之介は、陰で『ちぢれすっぽん』とあだ名され、奉行所内だけでなく、市井の町民にも侮られていた。しかし、しょぼくれた見かけの裏には、難事件を解き明かす天才的な頭脳と、下手人をとことん追いつめる執念、そして奉行所内でも一、二を争う剣の腕前を隠し持っていた。年明けも近い晩冬の江戸。禅寺の崩れかけた鐘つき堂で、大店の女主人が鐘の下敷きになって亡くなった。女の死に不可解な疑問を抱いた剣之介は、寺の住職・名僧の雪元を疑う。しかし雪元には、犯行時刻に別の場所にいたという、たしかな証言があった...。シリーズの屈指の名作『首切りの鐘』収録の、新装版・第二弾!
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