本/雑誌
環太平洋地域の移動と人種 統治から管理へ、遭遇から連帯へ
田辺明生/編 竹沢泰子/編 成田龍一/編
3960円
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発売日 | 2020年01月発売 |
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商品説明
移民・難民への排外主義の横行...。肌の色ではない、目に見えない特徴から排除する「人種化」に、私たちはどう抗い、希望を見出すか?
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収録内容
1 | 1 拡大する帝国・国民国家(遭遇としての植民地主義―北海道開拓における人種化と労働力の問題をめぐって |
2 | 植民地統治と「カテゴリー」―植民地期シンガポールでの治安秩序維持を事例として) |
3 | 2 マイノリティたちの遭遇・共感・連帯(アメリカに渡った被差別部落民―太平洋を巡る「人種化」と「つながり」の歴史経験 |
4 | 排日から排墨へ―一九二〇年代カリフォルニア州における人種化経験の連鎖) |
5 | 3 政治実践としての記憶と表象(博物館におけるマイノリティ表象の可能性―差別と人権の政治学 |
6 | 日系アメリカ人の原爆批評―戦争の記憶と一九九五年のエノラ・ゲイ展 |
7 | 一九九二年ロスアンジェルス蜂起をめぐる表象の政治―『薄明かり―ロスアンジェルス、1992』と記憶の重層性) |
8 | 4 グローバル化時代の管理と抵抗(巡礼する人種主義のためのノート |
9 | ヴァーチャル化する「人種」―現代インドにおけるデータガバナンスと人種化 |
10 | 「ほどく」「つなぐ」が生み出すマイナー・トランスナショナリズム―井上葉子とジーン・シンの作品と語りから) |