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建国神話の社会史 史実と虚偽の境界 (中公選書)

古川隆久/著

1540円
ポイント 1% (15p)
発売日 2020年01月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2453253
JAN/ISBN 9784121101020
メディア 本/雑誌
販売中央公論新社

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「先生、そんなの嘘だっぺ!」。天照大神の孫が高天原から降臨し、その孫である神武天皇がヤマトに東征、橿原宮で天皇の位に就く―。『古事記』『日本書紀』に記されたこれらの神話が歴史的事実ではないことは、戦前の普通の人々にとっても当たり前のことであった。一方で、民主化や経済振興の手段ともなった巨大な「建前」は、やがて戦時下の国民を大きな混乱に巻き込んでいく。『昭和天皇』の著者による天皇と日本社会の近代史。

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    収録内容

    1 プロローグ 史実と虚偽の境界
    2 第1講 神話が事実となるまで
    3 第2講 「事実」化の波紋―国際協調の時代
    4 第3講 建国祭と万国博覧会
    5 第4講 「事実」化の矛盾―満洲事変の影響
    6 第5講 「紀元は二千六百年」―戦時下の建国神話
    7 第6講 「事実」化の破綻―敗戦とその後
    8 エピローグ 「建国神話の社会史」の旅を終えて

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