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商品説明
古代の人びとは、大地とどのように関わっていたのか。地方と都の人たちの大地をめぐる豊かな営みや、土地へのユニークな信仰を追究。「未開」と「文明」の葛藤をたどり、日本人の宗教的心性のひとつの根源を探り出す。
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収録内容
1 | 古代に大地的霊性を探る―プロローグ |
2 | 大地と国魂(物実の土 |
3 | 大地に内在する国魂 |
4 | 国造と大地の支配 |
5 | オオクニヌシと大地 |
6 | 「見る」「狩る」「食べる」) |
7 | 大地の開発(開発と神霊 |
8 | 「文明化」としての開発 |
9 | 墾田永年私財法と荘園開発) |
10 | 大地の所有と売買(土地所有の原理 |
11 | 土地売買の世界) |
12 | 大地の禁忌(犯土と土公 |
13 | 地神を鎮める |
14 | 平安貴族と大地の恐怖) |
15 | 大地と天皇(天皇の身体と大地 |
16 | 狩猟と行幸 |
17 | 食国から王土へ) |
18 | 大地をめぐる「未開」と「文明」―エピローグ |