商品説明
南北朝時代の関白。当初後醍醐天皇に仕えながら北朝で長く執政し、位人臣を極める。南朝の侵攻、寺社の嗷訴、財政の窮乏等あまたの危機に立ち向かい、室町将軍と提携し公武関係の新局面を拓く。かたわら連歌や猿楽を熱愛し、『菟玖波集』を編み世阿弥を見出す。毀誉褒貶激しい複雑な内面に迫り、室町文化の祖型を作り上げた、活力溢れる生涯を描く。
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収録内容
1 | 第1 二条殿 |
2 | 第2 大臣の修養 |
3 | 第3 偏執の関白 |
4 | 第4 床をならべし契り |
5 | 第5 再度の執政 |
6 | 第6 春日神木 |
7 | 第7 准三后 |
8 | 第8 大樹を扶持する人 |
9 | 第9 摂政太政大臣 |
10 | 第10 良基の遺したもの |
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