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「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれて (幻冬舎新書な 26- 1)

中村光博/著

968円
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発売日 2020年01月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2457283
JAN/ISBN 9784344985827
メディア 本/雑誌
販売幻冬舎
ページ数 259

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

戦争で親を失い路上生活を強いられ、「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。飢えと寒さ。物乞いや盗み。戦争が終わってから始まった闘いの日々。しかし、国も周囲の大人たちも彼らを放置し、やがては彼らを蔑み、排除するようになっていった。「過去を知られたら差別される」「思い出したくない」と口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、80歳を過ぎて、初めてその体験を語り始めた。「二度と戦争を起こしてほしくない」という思いを託して―戦後史の空白に迫り大きな反響を呼んだNHKスペシャル、待望の書籍化。

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    収録内容

    1 プロローグ―たった70年前、ここに孤児たちがいた
    2 第1部 戦争が終わって闘いが始まった―焼け野原に放置された「駅の子」(神戸空襲で「駅の子」になった―内藤博一さん
    3 上野駅で見た地獄―金子トミさん
    4 孤児の保護施設・板橋養育院の悲劇
    5 学童疎開の犠牲者―渡辺喜太郎さん
    6 引き揚げ孤児の悲劇―瀬川陽子さん
    7 路上生活で視力も失う―小倉勇さん
    8 「戦争孤児」の保護を後回しにした国
    9 奮闘した民間の保護施設―1000人の子どもを保護した愛児の家
    10 「靖国の遺児」と呼ばれた子どもたち)
    11 第2部 嫌われていった「駅の子」―復興から取り残され、やがて忘れられ(対策を指示したGHQ
    12 始まった強制収容「狩り込み」
    13 檻に閉じ込められた戦争孤児―伊藤幸男さん
    14 復興から取り残されていく「駅の子」
    15 路上で野良犬のように扱われる―山田清一郎さん
    16 社会に逆らって生きると決めた―小倉勇さん
    17 転落していった子どもたち
    18 日本を去った戦争孤児―伊藤幸男さん
    19 「駅の子」たちのいま)
    20 エピローグ―取材を終えて

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