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商品説明
人間の内面心理を巧みに描いた作家、夏目漱石。しかし、漱石と同じ時代を生きた読者たちは、多彩な表現をあやつる「文章家」として彼を愛していた。日本語の混乱期を漱石はどう泳いだのか?漱石の小説文体を10に分類。具体的な文例を味わいながら、その効果と背景をわかりやすく紹介。明治の日本語はこんなに豊かだった!『こころ』、『吾輩は猫である』、『虞美人草』、『それから』、『門』、『文学論』、『文学評論』、『道草』ほか多数掲載。
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収録内容
1 | 序章 漱石文体論概説 |
2 | ねじふせる |
3 | 誇張する |
4 | こだわる |
5 | ただよう |
6 | ボケる |
7 | 歩く |
8 | とどめをさす |
9 | 訳す |
10 | さらす |
11 | ほどく |
12 | 終章 |