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商品説明
アメリカ詩は、それまでの伝統的な西洋の詩とはまったく異なる、独自の発展を遂げてきている。固有の詩形、実験的なラインブレイク、口語や俗語の頻用、漢詩や俳句の詩作法、事物を列挙するカタログ手法など、次々と生み出されるその型破りなスタイルは、文学の世界のみならず、他の芸術分野にも大きな影響を与えてきた。モダニズムの礎を築いたエズラ・パウンドから、ビート・ジェネレーションの先導者アレン・ギンズバーグや、変貌するフェミニスト、アドリエンヌ・リッチ、そして現代最高の吟遊詩人ボブ・ディランまで、アメリカ現代詩を代表する作品を、一篇ずつ、丹念に読み解く。
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収録内容
1 | 第1世代(エズラ・パウンド―モダニズムの仕掛け人 |
2 | ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ―アメリカ土着のモダニズム |
3 | ウォレス・スティーヴンズ―究極の虚構の詩人 ほか) |
4 | 第2世代(チャールズ・オルソン―ポストモダンの長篇詩 |
5 | アドリエンヌ・リッチ―時代を変えるフェミニスト詩人 |
6 | ロバート・ロウエル―時代と個人の狂気 ほか) |
7 | 第3世代(アレン#ギンズバーグ―国家を糾弾する裸の詩人 |
8 | フランク・オハラ―都市生活のエレジー |
9 | ゲーリー・スナイダー―野性のスポークス・パーソン ほか) |