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商品説明
皇国史観からの脱却が言われた戦後、新しい史観によって見直された古代史が、いつの間にか“大和史観”の見えない幕で覆われた。明らかな疑問に真摯に向き合わない学界の実態を鋭く衝き、古代史の真相を直視しない現状に警鐘を鳴らす!
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収録内容
1 | 序章 「古代史」の現状―戦後七十年の忘れ物とその中身 |
2 | 第1章 「古代史の病理」のこと |
3 | 第2章 古文献を正しく読むために |
4 | 第3章 戦前と「古代史」 |
5 | 第4章 監視され、「遅延」した歴史学 |
6 | 第5章 「日本古代史」と「戦後七十年」―混乱と再生の中での展開とその問題点 |
7 | 終章 歴史学の実際と世相への憂い |