本/雑誌
「常識」によって新たな世界は切り拓けるか コモン・センスの哲学と思想史
青木裕子/編著 大谷弘/編著
4070円
ポイント | 1% (40p) |
---|---|
発売日 | 2020年02月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
商品説明
従来の哲学史研究において十分に解明されてこなかった近現代の常識論の系譜を哲学、思想史の両面から明らかにする。
関連記事
収録内容
1 | 「常識」をめぐる多様な解釈とアプローチ |
2 | 第1部 スコットランド常識学派とイギリス経験論における常識/コモン・センス(アダム・ファーガスンにおけるコモン・センス的リアリズムの検討 |
3 | 知識と常識という方法―アイルランドにおける一系譜 |
4 | コンヴェンション・言語・常識―ヒュームの道徳哲学における常識の生成 |
5 | 一八世紀スコットランドから二〇世紀ケンブリッジへ―リード、ムーア、ウィトゲンシュタインにおける常識) |
6 | 第2部 啓蒙思想と常識(「共通理解」の再構成としての歴史―啓蒙期ブリテンにおける歴史叙述の展開 |
7 | 常識と啓蒙のアンビバレンス―カント常識論の振れ幅について |
8 | コモン・センス、社会改良、政治権力―ベンジャミン・フランクリンの場合) |
9 | 第3部 常識のダークサイド―抑圧する力としての常識(常識と行為者性―テイラーとハイデガーによる常識の理論 |
10 | 常識の「身体」をあぶり出す―ウィトゲンシュタイン『確実性について』を手がかりに) |
close