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商品説明
「契約終了後」とはどの時点を指すのかが不明確であることを主な原因として、「契約余後効論」の十分な理論的分析は従来行われてこなかった。本書では、給付利益・給付結果を実現させるために主たる給付義務が履行された後における債務関係などについて構造分析することを通じて、契約責任の時間的延長の一端について理論的基礎を示し、契約責任を「時間」という側面から分析することで契約責任の限界付けを試みる。
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収録内容
1 | 序章 |
2 | 第1章 日本における契約余後効論の展開(学説の理論展開 |
3 | 裁判例の傾向分析) |
4 | 第2章 ドイツにおける契約余後効論の展開(裁判例の傾向分析 |
5 | 学説の理論展開) |
6 | 第3章 契約余後効論の理論的基礎(主たる給付義務の履行後における債務関係 |
7 | 契約余後効における被違反義務の性質 |
8 | 義務違反の効果および責任性質 |
9 | 契約余後効論の理論的基礎) |
10 | 第4章 契約余後効理論の検証(裁判例の分析) |
11 | 終章 |