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芸術人類学講義 (ちくま新書)

鶴岡真弓/編

946円
ポイント 1% (9p)
発売日 2020年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2471382
JAN/ISBN 9784480072894
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 10

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「ライオン・マン」―今からおよそ四万年前、世界最古の動物彫刻が現生人類の手によって創られた。材料はマンモスの象牙。二十世紀後半、ドイツ・シュターデル洞窟で発見された、ヒトとライオンを合体させた現実にはありえないハイブリッド・フィギュアはラスコー壁画より古い。人類はなぜ、「芸術」を欲するのか。人類は「神とともに生きる」ことを選んだ時より、「創造する種」としての歩みを始めた。多摩美術大学「芸術人類学研究所」が新しい学問の眺望を、本書において問いかける。

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    収録内容

    1 序章 「芸術人類」の誕生―「根源からの思考」(生命の「臨界」と芸術の「根源」
    2 「他者」から拓かれたアート)
    3 第1章 爆発、丸石神、グラン=ギニョルな未来(芸術人類学とはなにか
    4 岡本太郎と「芸術は爆発だ!」
    5 石子と丸石―二つの石をめぐって
    6 日本列島と“大地?”)
    7 第2章 「ホモ・オルナートゥス:飾るヒト」―分節されない皮膚(「ホモ・オルナートゥス:飾るヒト」の誕生
    8 「アール・デコ」と「プリミティヴ・アート」
    9 シベリア「生死の皮」のインターフェース
    10 反転と生命循環
    11 モリスと「装飾」の古層
    12 モリスと人類学
    13 装飾主義:オーナメンタリズムへ)
    14 第3章 野外をゆく詩学(遊歩による構想―ポエジーの探究
    15 詩的トポスとしての小さな家―地上的次元
    16 エクリチュールとしての造本―メディア的貫通
    17 想像力と“インク”による書物論―物理学的
    18 物の秘めたる―美術家たちの言語
    19 Inversionと複素数の構造―数学的
    20 Air Language―空中の本へ)
    21 第4章 「東方哲学」の樹立に向けて(インド、神智学、近代仏教
    22 「翁の発生」の射程
    23 「国栖」をめぐって
    24 「如来蔵」の哲学―折口信夫の「古代」と鈴木大拙の「霊性」が出逢う
    25 「東方哲学」の樹立に向けて)

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