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商品説明
常に変わり続ける中国社会において、宗教的・民俗的儀礼や民間の演劇はどのように行われ、またどのように享受されてきたのか。四川と福建の二つの土地の、跳神や端公戯、川劇や提線木偶戯、打城戯といった各儀式・芸能の考察から、それらを見る・見せている人々の生活、思考、感覚を探る。
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収録内容
1 | 1 四川の表演(宗教と娯楽の狭間―跳神・端公戯・灯戯 |
2 | 表演の包装紙―端公の「壇」と「灯」 |
3 | シンボルと技―川劇の覇児臉と変臉 |
4 | 変容する色男―脚色から読み解く「戯曲」の多様性) |
5 | 2 福建省泉州の表演(人と神をつなぐ―泉州提線木偶戯の戯神・相公爺の霊性 |
6 | 地獄巡りの見せ方―「李世民遊地府」の演技・演出 |
7 | 生業としての儀式―東嶽廟・城隍廟 |
8 | 踊る道士―「打城戯」の選択) |
9 | 表演における空間表現と処理 附 実見録「請神(大・小)」「辞神」 |