商品説明
直木賞受賞作『江分利満氏の優雅な生活』など数々の名作小説や、世相を鋭く切り取るエッセイなどを世に送り出した山口瞳。その長男・山口正介が、父の作品に向かう姿勢や葛藤、家族関係など、作品では絶対に書いてこなかった、封印してきた闇のエピソードまですべてを初めて明らかにする。一度の休載もなく1614回連載されたコラム「男性自身」や『江分利満氏』シリーズなどが書かれた背景をはじめ、文壇や学友、終の棲家・国立の人々との交流、女性関係や隣家とのトラブルなどなど、息子でなければ書き得ない仰天エピソードが満載。『山口瞳電子全集』(全26巻)掲載の回想録「草臥山房通信」を大幅に加筆・修正した。
関連記事
収録内容
| 1 | 「男性自身」(1963~1967年) |
| 2 | 「男性自身」(1968~1971年) |
| 3 | 「男性自身」(1972~1975年) |
| 4 | 「男性自身」(1976~1979年) |
| 5 | 「男性自身」(1980~1983年) |
| 6 | 「男性自身」(1984~1987年) |
| 7 | 「男性自身」(1988~1991年) |
| 8 | 「男性自身」(1992~1995年) |
| 9 | 作家以前から「江分利満」のころ(~1963年) |
| 10 | 『マジメ人間』のころ(1964年) |
| 11 | 『世相講談』『結婚します』のころ(1965年) |
| 12 | 『結婚しません』『善の研究』のころ(1966~1967年) |
| 13 | 『わが町』『小説吉野秀雄先生』のころ(1968年) |
| 14 | 『やってみなはれ』『なんじゃもんじゃ』のころ(1969年) |
| 15 | 『けっぱり先生』『人殺し』のころ(1970~1971年) |
| 16 | 『血涙十番勝負』『月曜日の朝』のころ(1972~1973年) |
| 17 | 『礼儀作法入門』のころ(1974~1975年) |
| 18 | 『血族』のころ(1978年) |
| 19 | 『居酒屋兆治』のころ(1979~1980年) |
| 20 | 『草競馬流浪記』のころ(1981~1982年) |
| 21 | 『家族』のころ(1983~1984年) |
| 22 | 『新東京百景』のころ(1985~1986年) |
| 23 | 『行きつけの店』のころ(1987~1988年) |
| 24 | 「旅する人よ」のころ(1989~1992年) |
| 25 | 「吉行さんのいない銀座なんて」のころ(1993~1995年) |
close


