本/雑誌
ハインリッヒ・フォン・クライスト 「政治的なるもの」をめぐる文学 / 原タイトル:Uber deutsche Literaturの抄訳 原タイトル:Heinrich von Kleistの抄訳ほか
大宮勘一郎/著 橘宏亮/著 西尾宇広/著 ルート・クリューガー/著 ゲルハルト・ノイマン/著 ヴェルナー・ハーマッハー/著 ハルトムート・ベーメ/著 大宮勘一郎/編訳 橘宏亮/編訳 西尾宇広/編訳
4840円
ポイント | 1% (48p) |
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発売日 | 2020年03月発売 |
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商品説明
実存を賭した抗争に露呈する「政治的なるもの」―。「チリの地震」「ヘルマンの戦い」、その極北たる「ペンテジレーア」...。近代のとば口を疾駆した天才クライストの文学世界を、主要テクストすべてに触れながら照らし出し、その現代性を鋭く剔抉。重要クライスト論四篇、併せて訳出。
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収録内容
1 | わたしの言う自由とは―クライスト「ヘルマンの戦い」と「聖ドミンゴの婚約」における夷狄支配 |
2 | 「ペンテジレーア」―「政治的なるもの」と「愛」 |
3 | 流動化する国家―クライストの政治的著作における共同体の問題について |
4 | 機械仕掛けの国父―クライストにおける“君主”の形象 |
5 | 口ごもる言葉と躓く身体―クライストの文化的人間学概要 |
6 | 描出の揺らぎ―クライストの「チリの地震」 |
7 | 「事態のこの恐ろしい変転」―クライスト作品における事物の作用力 |