本/雑誌
独裁者が変えた世界史 下 / 原タイトル:LE SIECLE DES DICTATEURS
オリヴィエ・ゲズ/編 神田順子/訳 田辺希久子/訳 村上尚子/訳 松尾真奈美/訳 濱田英作/訳
2420円
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発売日 | 2020年03月発売 |
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商品説明
絶対主義の絶対的な形態である20世紀の独裁は、無慈悲で残忍な指揮者たちが奏でるオーケストラであった。彼らはいずれも、独自の刻印が真っ赤な焼き鏝で押された政治体制のなかで第一人者を演じた。彼らのプロフィールと性格には違いがある―正反対のことも多い―が、恐怖の日常化を手段とする権力への渇望、周囲の人間に向ける猜疑心を全員が共有し、人間の命だけでなく、あらゆる形の自由になんらの価値も認めない点でも同類であった。
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収録内容
1 | デュヴァリエ―ハイチは最悪の一族の誘惑に勝てるのか |
2 | フィデル・カストロ―権力への執着 |
3 | ジョゼフ=デジレ・モブツ―ザイールのプレデター |
4 | ムアンマル・アル=カダフィ―ベドウィンの難破 |
5 | エーリヒ・ホーネッカー―ドイツ民主共和国の偉大なる舵とり |
6 | アウグスト・ピノチェト―リベラルな暴君 |
7 | ポル・ポト―流血のカンボジア |
8 | ホメイニー―神に仕えて |
9 | サッダーム・フセイン―バグダードのごろつき |
10 | アサド―父から子へ |
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