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商品説明
既存の批評家や評論家とは全く違うジャンルの多様さ。世人は彼に“雑文家”という肩書をつけた。しかし、その仕事はとうてい、“雑文”などという言葉にはおさまりきらない、知のフィールドは無限だった―。自ら興趣を覚え、納得するまで書を漁り、他者の評価に拘らず書き尽す、それが自分が生きるということ。草森紳一の仕事を振り返り、草森紳一その人を振り返る。
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収録内容
1 | 第1章 十勝の草森紳一 |
2 | 第2章 若き日の草森紳一 |
3 | 第3章 緻密な診断書『素朴の大砲』 |
4 | 第4章 「円」の幻惑性 |
5 | 第5章 “江戸のデザイン”その“解体新書” |
6 | 第6章 ナチスのプロパガンダ |
7 | 第7章 ナンセンスの冒険 |
8 | 第8章 ライト建築を老子で読む |
9 | 第9章 李賀の方へ |
10 | 第10章 荷風の永代橋 |
11 | 第11章 永代橋幻想 |