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二〇世紀「英国」小説の展開

高橋和久/編著 丹治愛/編著

5280円
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発売日 2020年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2481320
JAN/ISBN 9784775402696
メディア 本/雑誌
販売松柏社
ページ数 515

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

20世紀の英国小説研究の新しい傾向を踏まえつつ、「文学を読む」意味を問い直す。

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    収録内容

    1 ヘンリー・ジェイムズ『金色の盃』(一九〇四)―二〇世紀初頭の印象主義
    2 ジョゼフ・コンラッド『シークレット・エージェント』(一九〇七)―スパイ、印象主義、パラドックス
    3 E.M.フォースター『眺めのいい部屋』(一九〇八)―観光とメディアのモダニズム/ポストモダニズム
    4 D.H.ロレンス『息子と恋人』(一九一三)―オイディプスとアンチ・オイディプス
    5 フォード・マドックス・フォード『善き兵士』(一九一五)―信頼できない語り手と印象主義
    6 キャサリン・マンスフィールド「幸福」(一九一八)―心理小説におけるゴシック的不安
    7 ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』(一九二二)―第四挿話と腎臓を食らう男
    8 ヴァージニア・ウルフ『幕間』(一九四一)―戦争の気配
    9 イーヴリン・ウォー『ブライズヘッドふたたび』(一九四五)―語りを動かすクィアなクローゼット
    10 ジョージ・オーウェル『一九八四年』(一九四九)―歩くこと、階級、自由
    11 マーガレット・ドラブル『碾臼』(一九六五)―“女性作家”による“フェミニスト小説”の解剖
    12 ジョン・ファウルズ『フランス軍中尉の女』(一九六九)―外来種と小説
    13 サルマン・ルシュディ『真夜中の子供たち』(一九八一)―ポストモダン/ポストコロニアルの異国性とノスタルジア
    14 アラスター・グレイ『ラナーク』(一九八一)―二〇世紀的叙事詩の形
    15 ドリス・レッシング『夕映えの道‐よき隣人の日記』(一九八三)―老いとケア
    16 アンジェラ・カーター『夜ごとのサーカス』(一九八四)―フェアリー・テイル言説の再話
    17 J・M・クッツェー『鉄の時代』(一九九〇)―リベラル・ヒューマニストの身体はアパルトヘイトの痛みを感じることができるか
    18 カズオ・イシグロ『充たされざる者』(一九九五)―疑似古典主義の詩学

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