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商品説明
人として生きるということは、意味を着たり脱いだりしているということ。ファッションは時代と環境のなかで常に変化していくけれど、変わらないことがある。衣服はからだの枠組みを作り、こころを着て他者に呼びかけ、空虚な中心のわたしの分身。こころは服を着るからだ。奥行きのファッション論へ。
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収録内容
1 | 序論 着ることと脱ぐことの間―パジャマのままで走ってきたの |
2 | 第1章 人を着ているとは言えないだろうか |
3 | 第2章 北園克衛とファッション |
4 | 第3章 林芙美子『女家族』にみる日本の西洋文化の受容 |
5 | 第4章 現代イギリスファッションにおけるキモノ文化受容 |
6 | 第5章 袈裟とファッション |
7 | 第6章 智慧としてのファッション―こころは服を着るからだ |
8 | 結論にかえて 我着る、ゆえに我あり |
9 | 詩「真夏の星座」(小野原教子) |
10 | マンガ「きぼうまめ」(森元暢之) |
11 | Preface for English Part |