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商品説明
本書のテーマは、特定非営利活動促進法の制定・改正をめぐる社会運動のロビイングの分析を通して、政策過程と社会運動の動態的な相互作用を明らかにすることである。...近年における草の根のロビイングの活発化は、特定の団体の利益促進ではなく、潜在化している社会問題に対して、公論を形成し、法律を変え、いかに社会を変えていくのかという、民主主義の問題に直結する。政治参加の手段は、投票やデモだけにとどまらない。本書はロビイングという観点から、そのあり方を詳細に分析するものである。(序章より)
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収録内容
1 | 第1部 ロビイングの政治社会学に向けて(ロビイングとNPO法 |
2 | 先行研究と分析枠組み・研究方法) |
3 | 第2部 NPOの法人格をめぐる政策過程と社会運動 1990~1998年(NPO法制定に向けた運動組織の形成とその理念 |
4 | NPO法制定をめぐる政治と運動の組織間関係 |
5 | NPO法制定をめぐる運動のロビイング戦略 |
6 | 政策的帰結としてのNPO法制定) |
7 | 第3部 NPOの優遇税制をめぐる政策過程と社会運動 1999~2011年(NPO法改正に向けた運動組織の再形成とその理念 |
8 | NPO法改正をめぐる政治と運動の組織間関係 |
9 | NPO法改正をめぐる運動のロビイング戦略 |
10 | 政策的帰結としての税制改正とNPO法改正) |
11 | 第4部 NPO法のさらなる改正と運動の帰結 2012~2016年(NPO法2016年改正をめぐる政策過程と社会運動 |
12 | NPO法制定・改正運動の帰結) |