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「第三者委員会」の欺瞞 報告書が示す不祥事の呆れた後始末 (中公新書ラクレ)

八田進二/著

946円
ポイント 1% (9p)
発売日 2020年04月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2482904
JAN/ISBN 9784121506856
メディア 本/雑誌
販売中央公論新社
ページ数 253

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

不祥事のたびに発足される日本独自の“慣例”の虚実。不祥事を起こした企業や行政組織が、外部の専門家に委嘱して設置し、問題の全容解明、責任の所在の明確化を図るはずの「第三者委員会」。だが、真相究明どころか、実際は関係者が身の潔白を「証明」する“禊のツール”になっていることも少なくない。調査中は世間の追及から逃れる“隠れ蓑”になり、ほとぼりも冷めかけた頃に、たいして問題はなかった―と太鼓判を押すような報告書もあるのだ。第三者委員会を徹底分析する。

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    収録内容

    1 第1章 第三者委員会の呆れた実態―報告書、それを生み出した組織の正体が見える(説得力なし。「書き直し」を命じられたザンネンな作文
    2 大学教育を揺るがす事態に切り込むことができたのか ほか)
    3 第2章 報告書21通の「通信簿」を公開する(「格付け」はこうして行われた
    4 日弁連ガイドラインが語るもの ほか)
    5 第3章 「失われた10年」に誕生し“禊の道具”と化した(第一号は、あの山一だった
    6 のちに逮捕された経営者を「擁護」したフタバ産業事件 ほか)
    7 第4章 会計のプロから第三者委員会への「提言」(会計監査に似る第三者委員会
    8 あらためて「第三者」とは何か ほか)

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