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商品説明
12万年前の埋葬跡から出土した貝殻ビーズ、新石器時代のストーンビーズ、縄文時代の翡翠、エジプト文明のファイアンス、インダス文明のカーネリアン、大航海時代のガラスビーズ...、その素材や細工は地域や時代によって多種多様。そして現代世界にはあらゆる素材のビーズがあふれ、まさに百花繚乱。同時にビーズは、富や威信、集団の象徴など社会的役割を担ってきた。本書では、ビーズの誕生した12万年前から現在まで、地球全域をフィールドに、ビーズを手がかりとして人類の歴史をたどる。
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収録内容
| 1 | 人類とビーズ |
| 2 | 1 ビーズの誕生とその展開(人類最古のビーズ利用とホモ・サピエンス―世界各地の発見から |
| 3 | 新石器時代のストーンビーズ―狩猟採集・初期農耕時代の東アジア |
| 4 | 縄文時代の装身具―多様な素材と翡翠ビーズ |
| 5 | 先史琉球の貝ビーズ文化―豊かな素材と素朴な文化) |
| 6 | 2 古代国家と古代文明の形成・展開(古代日本とユーラシア―ガラスビーズからみる交易 |
| 7 | インダス文明のカーネリアン・ロード―古代西南アジアの交易ネットワーク |
| 8 | 弥生・古墳時代の多様なビーズ―社会の複雑化と装飾 |
| 9 | 古代エジプトの社会をつなぐビーズ―王と家臣、神と人 |
| 10 | 中国文明の宗教芸術にみるビーズ―敦煌莫高窟の菩薩装身具) |
| 11 | 3 大航海時代と世界システム(アフリカに渡ったガラスビーズ―ビーズ文化を受容した社会、しなかった社会 |
| 12 | アイヌと北方先住民を結ぶガラスビーズ―交易の歴史と文化的役割 |
| 13 | オセアニアのガラスビーズがきた道―航海誌・考古学・民族資料からたどる |
| 14 | オセアニアの貝ビーズ文化―欧米化のなかの婚資と地域通貨) |
| 15 | 4 地域文化の持続と変容―ビーズからみた現代世界(東アフリカ牧畜社会の若者文化―ビーズにみる社会と文化の変容 |
| 16 | 台湾原住民族の文化の多様性―ビーズにみる過去と現在 |
| 17 | 現代アイヌのタマサイ―文化のシンボルとしてのビーズ |
| 18 | タイの若者文化と土製ビーズ―流行と衰退が映す社会の変容 |
| 19 | 日本で華開くビーズ文化―ガラスビーズ・ビーズバッグ・ビーズ織り) |
