著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
聖書の時代から近現代にいたるまで、離散と迫害のユダヤ民族史を支えつづけた思想とは何か。ユダヤ教の法の精華ミシュナ、タルムードを中心に据え、その精神構造と思惟方法を究明する。増補新装版にあたり新たに補論を付す。
関連記事
収録内容
1 | 序 「我らのラビ・モーセ」に倣いて |
2 | 第1部 法の宗教の成立(ユダヤ教の正統性 |
3 | タルムードと自治社会) |
4 | 第2部 トーラー精神発現の諸相(自由と戒律 |
5 | 偶像崇拝との闘い |
6 | 神への愛 |
7 | 罪と赦し |
8 | 神秘の力) |
9 | 第3部 近代との相剋(自治の終焉 |
10 | 聖書解釈の行方 |
11 | 聖書と現代 |
12 | 井筒俊彦とユダヤ思想―哲学者マイモニデスをめぐって) |