本/雑誌
小説の生存戦略 ライトノベル・メディア・
大橋崇行/編著 山中智省/編著
2200円
ポイント | 1% (22p) |
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発売日 | 2020年04月発売 |
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商品説明
映画、マンガ、アニメ、ゲーム、テレビドラマ、ウェブサイト―活字で書かれた小説でなくても、現代文化では様々なメディアを通じて物語が発信され、受容されている。多様な表現ジャンルの価値がフラットになるいま、小説が受容者を獲得し拡張する可能性やサバイブする戦略を、多角的な視点から明らかにする。
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収録内容
1 | 第1部 拡張する現代小説(現代文芸とキャラクター―「内面」の信仰と呪縛 |
2 | キャラクター化される歴史的人物―「キャラ」としての天皇・皇族の分析から |
3 | 霊感少女の憂鬱―ライトノベルと怪異 |
4 | 「太宰治」の再創造と「文学少女」像が図示するもの―『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ) |
5 | 第2部 創作空間としてのメディア(遍在するメディアと広がる物語世界―メディア論的視座からのアプローチ |
6 | 三つのメディアの跳び越え方―丸戸史明『冴えない彼女の育てかた』を例に |
7 | 学校図書館とライトノベルの交点―ライトノベルは学校図書館にどのような可能性をもたらすのか) |
8 | 第3部 文化変容とジェンダー(ライトノベルは「性的消費」か―表現規制とライトノベルの言説をめぐって |
9 | 「聖地巡礼」発生の仕組みと行動 |
10 | 少女小説の困難とBLの底力 |
11 | 繭墨あざかはなぜゴシックロリータを着るのか―衣装で読み解くライトノベルのジェンダー) |
12 | 座談会 ライトノベル研究のこれまでとこれから |