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商品説明
イタリアのムッソリーニは、第一次世界大戦直後、世界で最初にファシズム運動を創設し、3年後には政権を掌握、さらにその3年後から、全体主義的な独裁制に転換した。それらにはいかなる必然性と偶然性が作用したのか。革命派の社会党員からファシストに転じた彼は、何をめざしたのか。ヒトラーに崇拝され、ヒトラーと対抗・競争しながら、最後にはその従属的同盟者になったムッソリーニの行動と思想、その生涯に焦点を当て、イタリア・ファシズムを描き出す。
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収録内容
1 | 三つのファシズムの終わり方 |
2 | 1 鍛冶屋の息子から社会党機関紙の編集長へ |
3 | 2 第一次世界大戦からローマ進軍まで |
4 | 3 ムッソリーニ政権の成立から独裁へ |
5 | 4 「帝国」の建設と戦争 |
6 | 5 ファシズム体制の崩壊とレジスタンス |