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商品説明
新しい海洋秩序の構築へ。海洋の豊かさやその浄化能力は無限だと考えられてきた。二〇世の後半になると、海域における生物、非生物資源の開発利用が現実のものとなり、各国は、海洋の生物資源および海底の鉱物資源の開発・利用に海域の権利主張を強めた。また、プラスチックゴミなど海の環境汚染、海洋温暖化などの問題が発生し、それらへの対応も迫られるようになった。問題解決に向け国際会議や政策活動でリードした著者の貴重な記録をまとめた画期的な書。
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収録内容
1 | 第1章 海洋ガバナンスの夜明け(海洋は私たちの生存基盤 |
2 | 二〇世紀後半の海洋に関する国際的取り組みの進展 ほか) |
3 | 第2章 海洋ガバナンスに取り組む(運輸省退官、日本財団へ |
4 | 国際的視野で海洋問題に取り組み開始 ほか) |
5 | 第3章 『二一世紀の海洋政策への提言』から海洋基本法の制定へ(海洋政策研究財団『二一世紀の海洋政策への提言』(二〇〇五) |
6 | 海洋基本法制定へ―海洋ガバナンスの取り組みの扉を開く ほか) |
7 | 第4章 海洋ガバナンスに世界とともに取り組む(グローバルレベルの海洋の取り組み |
8 | 地域レベルの海洋の取り組み) |
9 | 第5章 海洋ガバナンスへの探求―海に魅せられて(まだ道半ばの海洋ガバナンス |
10 | 新しい心構えで海洋ガバナンスに取り組む ほか) |