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商品説明
“非力な一宗教”キリスト教はローマ帝国の国教になると、中世には西洋の最大権威へ。宗教改革後は低迷するが、その間も国王や世俗権力と対立・融和を繰り返しながらいま再び勢いを盛り返しつつある。そのパワーの源泉を歴史から紐解く書。
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収録内容
1 | 1章 弱小だったキリスト教が、なぜローマ帝国の国教になれたのか―迫害からの出発編 |
2 | 2章 「カールの戴冠」で優越を示すもローマ教皇の受難は続く―教会権力の確立編 |
3 | 3章 神聖ローマ皇帝の枷がはずれ、教皇は“神の敵”排撃へと向かった―絶頂の十字軍編 |
4 | 4章 フランスの干渉、ペスト、腐敗...で凋落するカトリックと勃興する新教―教会大分裂~宗教改革編 |
5 | 5章 “国家の時代”に抗った教皇は愛想をつかされ、自ら「囚人」に―イタリア統一と政教分離編 |
6 | 終章 世界は、なぜ再びローマ教皇を必要としつつあるのか―「平和の使徒」編 |