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商品説明
18世紀中半に製作された「海東地図」の「京都五部」の一部分。漢城府=現・ソウル市の五か所に設置された官庁を示したもの。ソウル大学校奎章閣所蔵。地図のいくつかの場所には、本書のテーマの1つである倉がさまざまな名称で表記されている。その中で、貧困政策と直に関わっているのは、都心から近いところ、今の平倉洞にある宣恵倉である。平倉洞という名は常平倉に因んであるといわれる。宣恵庁は常平庁の後身であり、17世紀末には救貧事業を管掌する賑恤庁をその管轄下においていた。
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収録内容
1 | 第1部 東アジア貧困政策の歴史比較へのアプローチ(朝鮮王朝貧困政策へのアプローチ |
2 | 東アジア比較社会政策史の観点からみた朝鮮王朝システム―韓国社会政策の歴史文化的遺産) |
3 | 第2部 朝鮮王朝の貧困政策(貧困の規模と救貧制度の概観 |
4 | 予防的貧困政策―還穀制度を中心に |
5 | 事後的貧困政策―賑恤政策 |
6 | 貧困児童保護政策) |
7 | 第3部 比較社会政策史への問いと事例研究(大規模な倉制度は貧困観にどのような影響を残したのか |
8 | 概念を明確にするための歴史研究―「家族主義」の歴史的起源) |
9 | 朝鮮王朝貧困政策の特徴とその論点 |