本/雑誌
生命の経済(エコノミー) (慶應義塾大学教養研究センター極東証券寄附講座 生命の教養学 16)
慶應義塾大学教養研究センター/編 西尾宇広/編
2640円
ポイント | 1% (26p) |
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発売日 | 2020年06月発売 |
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商品説明
「生命」の意味を限りなく広く捉えていく「生命の教養学」。今回のテーマは「生命の経済」。私たちが生きていくために経済は欠かせない。しかし、ときに私たちの生命そのものが経済のプロセスに組み込まれ、その手段として利用されることもある。そんな生命と経済の密接で危うい関係に、科学哲学、ケミカルバイオロジー、臨床心理学、行動経済学、環境化学、数理ファイナンス、政治人類学、政治哲学、ジェロントロジー、イギリス近世史、フランス文学といったさまざまな角度からアプローチし、問題の核心を読み解いていく。
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収録内容
1 | 「生命の経済」という視点からみた人間の特異性―「協力の哲学」に向けて |
2 | 1 心と体の経済学(なぜ体は“無駄”だらけなのか?―タンパク質の翻訳後修飾 |
3 | 心的エネルギーのダイナミズム―“無意識”に光をあてる |
4 | 行動経済学とビッグデータから探るヒトの意思決定と行動―脳に埋め込まれた過去の遺物を理解し、よりよい行動を起こさせるには?) |
5 | 2 生と死の経済学(生と死と環境基準 |
6 | 生きるリスクと死ぬリスク―寿命と向き合うファイナンス |
7 | 動物の生死と人類―屠畜と肉食の文化人類学) |
8 | 3 互助と互恵の生物学(互恵的な社会が生まれるまで―アリストテレスに学ぶ政治と経済 |
9 | 誕生と加齢の経済学―社会はなぜ助け合うのか? |
10 | 生命の経済史―資本主義と公共善 |
11 | 生命から学ぶ社会の成長と消費―バタイユ「全体経済」再考) |