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商品説明
大学生の陶子は、亡き母と一度だけ食した幻のかき氷「日進月歩」を捜していた。羽根のように軽く、艶やかなシロップをまとった“究極の味”との再会は、三年を費やしても叶わず、氷捜しの相棒だった恋人にもフラれてしまう。喫茶店を営む父は、情熱を失った陶子を案じ、かき氷のコンテストに出ると言い出した。インカレサークル“関西削り氷研究会”が企画するコンテストは奈良で行われる。父と出場することになった陶子は、かき氷激戦区大阪の名店を食べ歩き、「日進月歩」を超える味を手に入れようとする...。読めば必ずかき氷が食べたくなる青春エンタメ!