本/雑誌

相克のイデアマツダよ、これからどこへ行く

2200円

ページ数	223

色々あった。でもここまでは来た。そう前田は言う。ただ道は遥かに遠く、葛藤は続くと。ならば問う。伝統と革新、不易と流行、マスとニッチ、合理と無駄、日本と世界、光と影...。その相克の果てに見る夢とは。そして、その光景を胸に彼はマツダをどこに連れて行こうというのか。

1	第1章たまらぬものなり
2	第2章「攻め」と「自己抑制」
3	第3章 80年代に私たちが失ったもの
4	第4章ときには、心が折れることもある―ゲスト・茶陶「真葛窯」六代宮川香齋・宮川真一
5	第5章ロータリーエンジンと日本刀―ゲスト・刀匠・高見國一
6	第6章「やっぱり言い訳は、あかんと思います」―ゲスト・古美術「てっさい堂」貴道俊行・貴道裕子
7	第7章で、マツダはこの先どこに行く?―ゲスト・武蔵野美術大学学長・長澤忠徳
8	第8章 100点満点では人の心は動かせない―ゲスト・漆芸家・七代金城一国斎
9	第9章ちょっとアレはないわ
10	付録 70年前の「相克」―インダストリアル・デザイナー小杉二郎氏が手掛けたクルマの仕事