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ドリーム・ハラスメント 「夢」で若者を追い詰める大人たち (イースト新書)

高部大問/著

946円
ポイント 1% (9p)
発売日 2020年06月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2501426
JAN/ISBN 9784781651248
メディア 本/雑誌
販売イースト・プレス
ページ数 278

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

犯行の凶器は、「夢」でした。タチの悪い悪意無き共犯者たちによる「夢を持て」の大合唱。その陰に隠れて黙殺されてきたドリーム・ハラスメントという実態。数々のインタビュー・文献調査から浮き彫りになったのは、夢を持てずに苦しむ直接的被害者と、意外な間接的被害者の存在。誰も夢から逃れられないのに、誰も夢の持ち方は教えてくれない。夢に支配されない生き方も提示されない。只々「夢は善」と妄信させるだけ。夢を持てないとヒトは死ぬのか。そんなにも社会は生きづらいのか。教育関係者自らが、教育界の長年のタブーをえぐり出す。

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    収録内容

    1 第1章 夢に食い殺される若者たち(どこへ行っても夢まみれの社会
    2 夢はただの後付け物語
    3 夢にねじ曲げられる若者の個性
    4 正解志向と忖度力は当然の帰結)
    5 第2章 職業以外の夢が認められない異常(「夢=職業」という画一的な夢観
    6 曖昧にしてきた夢の定義
    7 職業観の変遷と夢化)
    8 第3章 タチの悪い悪意無き共犯者たち(悪意無き教師と保護者
    9 教師という職業的宿命
    10 教師を動かしたもう1人の犯人
    11 夢は大量生産できなかった日本)
    12 第4章 夢を持たないとヒトは死ぬのか(『夢をかなえるゾウ』の空白地帯
    13 夢を持たない生き方
    14 大きな夢より小さな成功体験)
    15 第5章 それでも夢を持たせたいならば(近くを見よという逆説
    16 夢は宿るもの
    17 実現しても終わりではない夢の続き
    18 夢のある社会への改築こそ大人の仕事)

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